2025年10月7日(火)南青山マンダラ 南青山マンダラ宮廷音楽シリーズ 19時30分ライブスタート入場+配信
『La rivalité 競い合う天才たち』
エリザベート・ジャケ・ド・ラ・ゲールとフランソワ・クープラン
with 鏑木綾(ソプラノ)、阿部まりこ(ヴァイオリン)、中村恵美(クラヴサン)
15時ライブスタート
avec 阿部まりこ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
2025年11月20日(木)南青山マンダラ 南青山マンダラ宮廷音楽シリーズ 19時30分ライブスタート入場+配信
『Beaujolais nouveau est arrivé ! ボォジョレ・ヌゥヴォ解禁日ライブ』
18世紀フランスのカンタータ
avec 浜田広志(バリトン)、阿部まりこ(ヴァイオリン)、及川れいね(クラヴサン)
2025年12月25日(木) 大泉学園in F
午後
「手あたりトリオ」with 西田紀子(フルート)& 阿部まりこ(ヴァイオリン)
今回はほぼMarin Maraisで、それも3巻のとりわけ地味な組曲を。
ライブセットは:
Marin Marais
Prélude et Fantaisie (III-59, 60)
Allemande (III-61)
Courante et Double (III-63, 64)
Sarabande (III-65)
Gigue (III-66)
Gavotte (III-68)
Gavotte La Sincope, Gavotte du goust du Theorbe (III-69, 70)
Rondeau (III-71)
Menuet, 2e menuet (III-74, 75)
Sieur du Machy, Prélude (1e suite en musique)
Marin Marais
Allemande allemande (III-62)
suite de 2 Gigues (III-66, 67)
Bourée Paysane et Double (III-72, 73)
Plainte (III-86)
Chaconne (III-38)
basse de violes, Shin Nakayama et Mariko Abe
数えてみれば南青山マンダラでの秋のライブも9回目。
前回の8年目シーズン最後のライブは大人数だったけど
今回は人数を絞って4人だけで、それでも2部は重量級のライブ。
今回は、1部は歌と鍵盤の二人だけ、
Pièce de François Couperin»
1. «Doux liens de mon cœur»
2. «Le Rossignol en Amour» (clavecin seul)
3. «Qu'on ne me dise plus»
4. Les Pèlerines «Au Temple de l'Amour»
5. La Pastorelle «|| faut aimer»
6. «Le moucheron» (clavecin seul)
7. Brunette «Zéphire, modère en ces lieux»
2部はヴァイオリンとヴィオールが入って、
Pièce de Elisabeth Jacquet de la Guerre
1) 6e Sonate (1-3, et 7-9 mvts)
[Sonates pour le viollon et pour le clavecin, 1707]
2) cantate «Jonas» [Cantates françaises sur des sujets tirés de l’Écriture, Livre 1]
鏑木綾 Aya Kaburaki, chant 歌
[Harmonia Grave e Soave]
阿部まりこ Mariko Abe, violon
中村恵美 Emi Nakamura, clavecin
中山真一 Shin Nakayama, basse de viole
5回目にしてホフマイスターとブレヴァルのトリオを制覇。
Hoffmeisterのトリオはいくつかの楽譜があるけれど
分かったのは、まとめてみると
けっきょく作品11(前回)と作品12の合計6曲に集約されるということ。
今回は演奏時間がおそらく60分を超える上に
音楽のボリュームが大きいだけでなく密度も高い、
演奏者にとっても聞く人にとっても体力を要求する4曲。
そのセットリストがこちら:
Franz Anton Hoffmeister / Trio, opus12-1
Jean Baptiste Breval / Trio, op.8-2
Franz Anton Hoffmeister / Trio, opus12-2
Franz Anton Hoffmeister / Trio, opus12-3
西田紀子 Noriko Nishida, flute
阿部まりこ Mariko Abe, violin
中山真一 Shin Nakayama, viola da gamba
見に行った『ファンファーレ』は実際には題名の«en fanfare»が、
意図的に「結論」に行きつく前に断ち切られた脚本を完成させる
いかにもフランス語らしい表現の一部になっているんだけど、
この邦題では良くて町の吹奏楽団を表すfanfareとの重なりしか見えない。
副題の『ふたつの音』というのが、そのあたりをカバーしようとしていて、
翻訳家のチームの苦労が感じられた(笑)
映画としては、重いテーマをいくつも重層的に扱って、
うまく処理しないと非常に息苦しくなりそうなストーリーを
見事に描き切った秀作。
監督・脚本のEmanuel Courcolは、
Ph. Lioret監督の«L'équipier»の脚本家の一人でもあって
こういう人間の心の複雑さが重なり合う台本は素晴らしいものがある。
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板橋区の催し、板橋区文化会館での
おおやまレトロシネマ 夜の部、上映前に
小坂理江さん(歌&ゴシックハープ)とミニライブ
この組み合わせだと、古い音楽では
frottolaのレパートリーから選曲したいところだけど、
今回の上映作品は今村昌平監督の「黒い雨」ということで
悲しい曲でもノリノリなFerraraの風を吹かせるわけにもいかない。
というわけで、日本のメロディーを取り混ぜての20分間。
こんなライブセット:
『さよならの夏』作詞:万里村ゆき子 / 作曲:坂田晃一)
『月ぬ美しや』(八重山民謡)
『ベーベーぬ草』(沖縄・国頭民謡)
Merry Christmas Mr.Lawrence(坂本龍一)
いつものように気楽に弾いたけど、
考えてみたら約5年ぶり。
ハコの大きさから言っても、ギターとヴィオールの通奏低音は
この環境では理想的ともいえる響き…まぁ調性の制約はあるけど。
今夜は3巻を中心に、こんなライブセット:
Marin Marais
Prelude [III-11]
Fantaisie [III-1]
Allemande [III-2]
Courante [III-3]
Sarabande [III-4]
Gigue, double [III-5, III-6]
Gavotte [III-7]
Menuet, autre [III-8, III-9}
Sieur de Machy
Chaconne [Pièces de violle, pp.51-52]
Robert de Visée
Prélude, Saranbande, Bourée
Marin Marais
Sarabande à l'espagnol [IV-48]
Le badinage [IV-87]
Rondeau [III-10]
Gavotte la petite [III-12]
Grand ballet [III-13]
Basse de violes
中山真一 Shin Nakayama, au sujet
&阿部まりこ Mariko Abe, à la basse
Guitarre
富川勝智 Masatomo «Tomy» Tomikawa
それもボリュームのある作品を2つ取り上げた今回。
二コラ・ベルニエの曲も、アンドレ・カンプラの曲も、
それぞれに細部まで綿密に練り上げられた大作で、そして共に
どこまでも内容が軽い!
また、特筆すべきは器楽曲は超メジャーな作品なのに対し
声楽曲3つはどれも、録音すら見つけるのが難しい
演奏機会が極端に少ない作品。
音楽的にはものすごく質が高いのに、トーリーや内容が軽いと、
やはり世の中は敬遠するのだろうか?
今宵のセットリスト:
François Couperin / Sonade [les Nations, 1er ordre «La Françoise»]
Michel Lambert / «Vous avez dit, belle indiscrète» [ Airs à 1, 2, 3 et 4 parties]
François Couperin / Gigue [les Nations, 1er ordre «La Françoise»]
N. Bernier / L'Amour vainqueur [Cantates françoises, 6e livre]
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François Couperin / Allemande, Courante, 2de courante [les Nations, 1er ordre «La Françoise»]
François Couperin / Sarabande Passacaille ou chaconne [les Nations, 1er ordre «La Françoise»]
André Campra / «La dispute entre l'Amour et l'Hymen» [Cantates françoises, livre second]
小阪亜矢子 Ayako Kosaka, chant 歌
相川郁子 Ikuko Aikawa, flûte allemande フルート
阿部まりこ 杉田せつ子 Mariko Abe et Setsuko Sugita, violons ヴァイオリン
高野凛 Rin Takano, clavecin クラヴサン
中山真一 Shin Nakayama, basse de viole ヴィオール
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自分が言い出しっぺなので文句は言えないんだけど、
こんなに大変な局面がやってくるとは思わなかった。
まぁ楽しい音楽だったから良かったんだけどね。
チェロの名手で、素敵な曲も多いのに
なぜか演奏の記録も録音も極端に少ない
Jean Baptiste Brévalの楽譜を音にする機会、
今日は作品8のトリオ・ソナタの会。
短い曲ではないので曲集を制覇することはできなかったけど、
音楽の内容としてもとても充実感があったと思う。
今宵のライブセット:
Jean Baptiste Bréval, trios op.8
trios 1, 4, 6 /intervale/ 5, 3
西田紀子 Noriko Nishida, flute
阿部まりこ Mariko Abe, violin
中山真一 Shin Nakayama, viola da gamba
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懸田貴嗣氏と始めた低音楽器セッションのライブ、
南青山マンダラで去年の3人に続き、ここにきてとうとう4人!
こうなったらCorretteのPhénixをやろう、という流れでのライブ。
今晩のセットリストは:
1-1) Biagio Marini / canzon 3za a 4 (pera 8va)
1-2) François Couperin / concert 13 (Nouveau concerts) [中山・懸田]
1-3) François Couperin / concert 12 (Nouveau concerts) [中山・新倉]
1-4) Charles Henri de Blainville / Sonate 1 (2e livre) [新倉・懸田]
1-5) Joseph Bodin de Boismortier / Sonata 2 (œuvre 50) [髙橋・懸田]
--休憩--
2-1) Johann Sebastian Bach / prelude, sarabande (BWV1007) [新倉]
2-2) Franz Xaver Hammer / sonata (IXH2) [中山・懸田]
2-3) Friedrich August Kummer / Duo 1 (op.22)[新倉・髙橋]
2-4) Michel Corrette / Le Phénix
新倉瞳、髙橋麻理子、懸田貴嗣 / violoncelli
中山真一 / viola da gamba
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