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☆パリ帰りのミュージシャン、不慣れ?な日本での日常☆ 料理のこと、ワインのこと、旅のこと・・・ ♪もちろん、音楽のことも♪
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どうもフランス映画は邦題に難があるケースが多いらしい。
見に行った『ファンファーレ』は実際には題名の«en fanfare»が、
意図的に「結論」に行きつく前に断ち切られた脚本を完成させる
いかにもフランス語らしい表現の一部になっているんだけど、
この邦題では良くて町の吹奏楽団を表すfanfareとの重なりしか見えない。

副題の『ふたつの音』というのが、そのあたりをカバーしようとしていて、
翻訳家のチームの苦労が感じられた(笑)

映画としては、重いテーマをいくつも重層的に扱って、
うまく処理しないと非常に息苦しくなりそうなストーリーを
見事に描き切った秀作。
監督・脚本のEmanuel Courcolは、
Ph. Lioret監督の«L'équipier»の脚本家の一人でもあって
こういう人間の心の複雑さが重なり合う台本は素晴らしいものがある。

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