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☆パリ帰りのミュージシャン、不慣れ?な日本での日常☆ 料理のこと、ワインのこと、旅のこと・・・ ♪もちろん、音楽のことも♪
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電車の中で、商社の企画・営業の人たちが話してるのを
それとなく聞きながら、思ったこと・・・

日本の古楽の世界には差別化が足りないのかも。

彼らの話の中で、あるフィールドがビジネスとして成立しているか、
っていうことが話題になってたんだけど、

それで思い出したのが、プロフェッショナルなカテゴリーの成立って話。
つまり、たとえばあるスポーツについて、
実践する人がいくら多くても、ビジネスとしてスポーツをする人が
その中から別の集団を形成しない限り、
経済的な意味でのプロフェッショナルとなりえないということ。

そのためには、「見せる」側=供給と「観客」=需要が
はっきりと分かれていないと、需要と供給が、コミュニティー内部での循環に終わって、
外部社会に需要を生み出す経済活動にならない、という考え方だけど、
そういった意味では、
職業演奏家と趣味の演奏者の間に垣根がない日本の「古楽」の世界では、
演奏者と聴衆の間で、お金のフローが行ったりきたりするだけで、
一つのコミュニティーの中から外に経済効果を生み出しにくいから、
結果として活動規模は大きくなりえない、ってことになるんだろうな・・・と。

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