☆パリ帰りのミュージシャン、不慣れ?な日本での日常☆
料理のこと、ワインのこと、旅のこと・・・
♪もちろん、音楽のことも♪
今回はメモ代わりで、けっこう専門用語が飛び交うので覚悟なされるよーに
この間のルネサンス・バンドの集まり直前の対位法レッスンで、
ネタに困って(苦笑)引っ張り出したThomas-Louis Bourgeoisのカンタータ、
前から面白い音の使い方だと思ってたけど、
レッスンで正確に、通奏低音のフレーズが、その部分でどの音階にあるか読み取って、
規則どおりに(例えばquarte consonanteは必ず3-5に解決するとか)音を取っていくと、
実に巧妙な工夫で音階を外れて、言葉の表情を生かすタイミングで転調したり、
(上の例で見つけたところでは、結果としてpetite sixteが生じ、別の音階に移行する)
Marin Maraisなみに細やかな表情付けが行われていて、感嘆させられる。
これって、DandrieuとかSaint-Lambertとかの当時の手本に従って
フランスの音楽を勉強した人でないと、とんでもない思い違い音楽になってしまうね。
なにしろ、上のpetite sixteの例でも、肝心の部分は
規則上は他に解決策がないから数字がついてないし。
きちんと演奏したら、フランス語が分かる人にはとても面白い音楽になるような気がする。
この間のルネサンス・バンドの集まり直前の対位法レッスンで、
ネタに困って(苦笑)引っ張り出したThomas-Louis Bourgeoisのカンタータ、
前から面白い音の使い方だと思ってたけど、
レッスンで正確に、通奏低音のフレーズが、その部分でどの音階にあるか読み取って、
規則どおりに(例えばquarte consonanteは必ず3-5に解決するとか)音を取っていくと、
実に巧妙な工夫で音階を外れて、言葉の表情を生かすタイミングで転調したり、
(上の例で見つけたところでは、結果としてpetite sixteが生じ、別の音階に移行する)
Marin Maraisなみに細やかな表情付けが行われていて、感嘆させられる。
これって、DandrieuとかSaint-Lambertとかの当時の手本に従って
フランスの音楽を勉強した人でないと、とんでもない思い違い音楽になってしまうね。
なにしろ、上のpetite sixteの例でも、肝心の部分は
規則上は他に解決策がないから数字がついてないし。
きちんと演奏したら、フランス語が分かる人にはとても面白い音楽になるような気がする。
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