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☆パリ帰りのミュージシャン、不慣れ?な日本での日常☆ 料理のこと、ワインのこと、旅のこと・・・ ♪もちろん、音楽のことも♪
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La passion de Dodin Bouffant=ドダン・ブファンの情熱
まさに題名の通りの美食家の料理と想い人に対する愛を描いた映画。
映像も美しく、主題の一つでもある食材・食卓の様子とともに
Benoît MagimelとJouliette Binocheという
現実でも良く理解しあっている二人ということによるのか
ロングショットの中で主役の二人の間に作られる眼差しや間合いが
独特の空気感を作り出す美しい映画だった。

ただ、台本の最後でPaulineの立場や役割をあやふやにしてしまうような、
そして情熱というところを気をつけて見ていないとテーマを見失いやすい
分かりにくいラストシーンへの流れと、
邦題にもなったpot-au-feuという料理が最終的にふるまわれることがなく
そのため劇的な展開を期待させる割にはぐらかされるような構成、
そのあたりが残念で、脚本と監督の意図にはちょっと疑問を感じた。

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前から見たいと思っていた
映画 La stranizza d'amuri(邦題『シチリア・サマー』を見に行く。

1980年にあった事件を元にストーリーが構成された作品で
その事件を元に発足した団体ARCIGAYのことはもちろん知っていたけど、
そういうことは別にしても、映画として素晴らしい作品だった。
2時間を超える上映時間の映画だったけど、
その時間もあっという間に過ぎて言った感じ。

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片っ端トリオ3回目のライブ、
今までアーベル、ロンドン時代のハイドン、ドヴィエンヌと
大都会の軽快な古典派音楽を網羅していったところで、
今回は夜のライブなので曲数4曲と、今までの6~8曲より格段に少ないけど
楽譜出版社としても活躍したホフマイスターを取り上げて
コテコテのウィーン古典派の重厚長大路線。
1曲(たいてい3楽章構成)当たり15分は当たり前の
思いっ切りクラシック音楽の夕べとなった。

今日のライブセットは
Franz Anton Hoffmeister,
4 Trii a Frauti Traversi e Violoncello, op.7
全曲

flutes: 西田紀子&新井道代 / viola da gamba 中山真一

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南青山マンダラの関係で、
今日の昼過ぎは横浜そごう2階、
ペデストリアンデッキはまテラスに登場
クラフトビール・フェス&大学マルシェの一角で
杉田せつ子・阿部まりこのヴァイオリン二人と
Jean Marie LeclairのPremier Recréation de musiqueの曲で
場所を賑わわせてきた。

11月とは言え暖かい午後だったので、
日中、午後早い時間帯は演奏するにも空気は冷たすぎず、
足を止めて聞く人たちにも寒くない絶妙な気候で、
思ったよりたくさんの人が通りがけ、買い物ついでに
ちょっと立ち止まって耳を傾けてくれた。

こういう曲は、こんな環境で演奏するのも悪くないね。
何より子供たちが曲に合わせて走り回ったり(こちらがそのテンポに合わせたり)
バロック音楽なんて聞いたことのない10代が面白がって話しかけてくれたり、
楽しい午後を過ごして、マルシェで美味しい買い物をして
満足度かなり高めな午後だった。

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今まで南青山マンダラではやったことのなかった
古典派オンリーのライブセットでの一晩。

しかもフルート、ヴィオラ、そしてヴィオラ・ダ・ガンバという
めったに耳にしない編成でやってみた感だったけど、
蓋を開けてみれば案外あたりまえな響きだった。

ついでながら、Hammerのソナタは
しばらく前はAndreas Lidlの曲と言われていたもの。

今日のライブセットはこんな感じ:
(François Devienneの曲は、トリオ曲集 IFD24 / RISM A/I: D1984 より)
【1st】
François Devienne, Trio no.5
Franz Xaver Hammer, Sonata (IXH 4 / D-SWl: Mus.2285/4)
【2nd】 François Devienne, Trio no.3
Carl Friedrich Abel, Allegro (AbelWV A1:A5) - (AbelWV A1:A6) - Vivace  (AbelWV A1:A9)
François Devienne, Trio no.6
【3rd】
Tommaso Giordani, Trio Op.1 nr.6 (ed. Hummel 1775) / Op.12 nr.2 (ed. Longman 1778)
François Devienne, Trio no.2
新井道代 Michiyo Arai, flute
阿部まりこ Mariko Abe, viola / viola da gamba
中山真一 Shin Nakayama, viola da gamba

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大泉学園in Fでの片っ端トリオライブその2は
フランソワ・ドゥヴィエンヌFrançois Devienneの作品19(bis)全6曲。
前回のマラソンライブの反省から曲集を一つに絞って、
他の曲も少し取り上げるのも自粛した軽めのライブ



だったはずだけど、


蓋を開けてみれば超重量級の2時間ライブ。
休憩を2回入れて3ステージにして、
しかも最初のステージの2曲の後、第2ステージ以降の4曲は
急遽第1楽章の後半の繰り返しを省略という変更をして
やっと演奏しきったら、3人とも体力を使い切って動けなくなった(笑)


そんな今日のライブセットは
François Devienne, Six Trios Pour Deux Flutes et Basse ... opera 19
~全曲 complete~

新井道代・西田紀子 Michiyo Arai & Noriko Nishida, flutes
中山真一 Shin Nakayama, viola da gamba

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梅雨も明けたらしくでも多分ずっと前に開けてたことで確定されるんだろうな
激暑の日曜日になった今日の昼ライブ、
開始時間が遅めで助かったかもね。

思ったよりもクラシック音楽感たっぷりで
バロック色よりもクラシック色のライブだったかもしれない。

今日のセットリストは:

[1st]
Le repos, l’ombre, le silence (Michel Lambert)
Merry Christmas Mr. Lawrence (坂本龍一)
ひこうき雲 (荒井由実)
Rondo Scherzando
 von Sonata A-dur (Xaver Hammer)
Summertime,
 from "Porgy and Bess" (George Gershwin, lyric of Ira Gershwin and DuBose Heyward)
Le doux silence de nos bois (Honoré d'Ambruis)

[2nd]
Le temps de cerises (Antoine Renard, parole de Jean Baptiste Clément)
Plainte (Marin Marais, III-86)
マリーゴールド (あいみょん)
カナリア諸島にて (大滝詠一、作詞:松本隆)
An evening hymn (Henry Purcell, Z.193, lyric of William Fuller)

[bis]
Rydeen (高橋幸宏)
翳りゆく部屋, (荒井由実) feat. 佐藤浩秋 on bass

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今年の南青山マンダラ宮廷音楽ライブシリーズ『夏の宮廷
1部・2部ともにかなり(日本では)珍しいかもしれない曲が多く
いつもにもまして聞き応えあったのではないか、という印象。

今晩のライブセットは、
【1部】
Andrea Gabrielli, canzon francese detta «Frais et gaillard»
Orlando di Lasso, «Susanne ung jour»
Francesco Rognoni/Orlando di Lasso, «Susanne ung jour»
Claudio Merulo, «Susanne un jour»
Antoine Francisc, Prélude
Antoine Boësset, «Se vedessi le piague»
Antoine Boësset, «Non speri pietà»
Antoine Boësset, «Anemone fastosa»

森紀吏子 Kiriko Mori, canto e liuto 歌とリュート
上羽剛史 Tsuyoshi Uwaha, clavicembalo チェンバロ
中山真一 Shin Nakayama, basso di viola ヴィオラ・ダ・ガンバ

【2部】
Jean Marie Leclair  «l'aisné», Première Recréation de musique
  ouverture, 1er et 2e menuet, gavotte, 1er et 2e passepied
Louis Nicolas Clérambault, cantate «le jaloux» (1er livre de cantates françoises)
Jean Marie Leclair  «l'aisné», Première Recréation de musique
  chaconne
Jean Philippe Rameau, «Platée»,
  air de Platée «Que ce séjour est agréable»

田尻健 Takeshi Tajiri, chant 歌
阿部まりこ 杉田せつ子 Mariko Abe et Setsuko Sughita, violons ヴァイオリン
中村恵美 Emi Nakamura, clavecin クラヴサン
中山真一 Shin Nakayama, basse de viole バス・ド・ヴィオール

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日本に帰国して13回目の夏にして初めて
東京でのFëte de la musiqueに演奏で参加。
夏至の日は6月21日で、フランスや世界各地ではこの日だったはずだけど
日本では平日だったこともあって週末にdécarréらしい。

スイスやフランスにいた頃は前後の仕事などで
参加するときは聞きに行くことが多かったので、
そもそも演奏側で参加することは20年ぶりぐらいじゃないかな。

今回は初顔合わせの小坂理江&西垣林太郎両氏と
イタリアの16世紀終わりから17世紀初めにかけての音楽を。
久しぶりに専門分野で、
久しぶりに『ライオンくん』をViola bastardaとして調弦して
久しぶりにVincenzo Bonizziの曲などを弾いてきた。

先週ぐらいの天気予報では雨が心配されてたけど
ふたを開けてみれば晴れて暑い夏の日。
人出も多くて会場の東京日仏学院Institut Français Tokyoはスゴイ賑わい。
僕たちの演奏場所だったespace imageも大勢の人が聴きに来て
とても良い雰囲気だった。

今日の曲目は:
Orazio Bassani, tocata (manoscritto da Francesco Maria Bassani)
Vincenzo Bonizzi, En vox ad ieu (Alcune Opere di diversi autori)
 [sur «En vous adieu» de Cipriano Rore] 
Alessandro Striggio, Invidioso Amor [ avec le concours de Rië Kosaka ]
Vincenzo Bonizzi, Invidioso Amor (Alcune Opere di diversi autori)
 [sur «Invidioso Amor», de A. Striggio]

小坂理江 Rië Kosaka, chant
西垣林太郎 Rintaro Nishigaki, luth
中山真一 Shin Nakayama, viola bastarda

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かなり好きなフランスのドキュメンタリー映画監督の作品が
この間から近所の映画館でもロードショーになっているので
今週は2本目の映画を見にレイトショーへ。

Être et avoir, Retour en Normandie(これは帰国直前だったのもあってまだ見てない)
Nicolas Philibert監督のドキュメンタリー映画«Sur l'Adamant»邦題『アダマン号に乗って』
映画館にいながら、気のおけない友達たちと楽しく過ごす約2時間のようだった。

この監督の映画は、ただのドキュメンタリーではなく
登場人物たちと、画面の中という場で一緒に過ごして
plein de vieという感触を実感できるところが好きで、
どの作品も楽しみに見に行く気になれる。

なんだか心が温まって帰ってくる土曜日の深夜だった。

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