今回も大泉学園in Fの日曜日午後は
今年5回目のマラン・マレ・スペシャル・セッション
お客さんに対しては初めて弾く4巻の2番目の組曲を前半に
ちょっとしたリサイタルといった趣きの秋の夕方だった。
「易しい」とされている4巻の第1部にあって、
どの曲もそれなりに技巧を要求される組曲。
どこが易しいんだよ…
こういう環境だと、マラン・マレが作曲した意図のようなことを
お客さんに細部まで説明することもできるから、
自分でもけっこう準備段階で勉強になるんだよね。
きょうのライブセット:
Marin Marais, pièces de violes
1ère partie, du 4ème livre
- Prélude ( IV-8 )
- Allemande la Guinebault ( IV-9 )
- Allemande la Familiere ( IV-10 )
- Boutade ( IV-11 )
- Gavotte la Favoritte ( IV-12 )
- La petite Brillante ( IV-13 )
- Rondau le Gracieux ( IV-14 )
- La Sauterelle ( IV-75 )
2ème partie, du 2nd et 1er livre
- Allemande la familiere, et double ( II-47, 48 )
- Allemande et double ( II-49, 50 )
- Courante ( II-51 )
- Chaoconne ( I-47 )
- le voix humaines ( II-63 )
Shin Nakayama et Mariko Abe, basses de violes
Naofumi Sughiyama, théorbe
後半の曲数が少ないのは、最後の2曲がそれぞれ1曲7分ぐらいある大曲だったということ。