☆パリ帰りのミュージシャン、不慣れ?な日本での日常☆
料理のこと、ワインのこと、旅のこと・・・
♪もちろん、音楽のことも♪
ことしも聖週間、ルソン・ド・テネブルの季節。
なんだか日本の古楽の世界では
J.S.バッハの(なぜ他の人のは出てこない??)受難曲の季節らしいけど、
僕たちはルターはの受難曲は考えたこともないんだよね。
そしてHarmonia Grave e Soaveでも
年に今のところ1回の宗教曲のコンサート。
レストランTeFの由紀ちゃんが、今日のお客様のために
お店で人気のお菓子テッフルを焼いてくれて、お茶と共に味わってから、
今年も、静かな雰囲気の中で過ごす1時間だった。
去年は1日目、水曜日の3課。そして今年は2日目の3課。
作曲者はNicolas Bernier、この数年、こだわりのように取り上げてる。
しかし今年の2曲目のルソンはちょっと事情が違う。
プログラム・ノートには書いたけど、
実はJean-Baptiste Gouffetジャン=バティスト・グフェというオルガニストの作品を
ベルニエが書き直して自作の曲集に組み入れたもの。
比較してみると、ベルニエが
いかに劇的なアイデアに満ちていた人か、というのが読み取れて
実に興味深いのだけど、それはまた、別の機会のお話に・・・
なんだか日本の古楽の世界では
J.S.バッハの(なぜ他の人のは出てこない??)受難曲の季節らしいけど、
僕たちはルターはの受難曲は考えたこともないんだよね。
そしてHarmonia Grave e Soaveでも
年に今のところ1回の宗教曲のコンサート。
レストランTeFの由紀ちゃんが、今日のお客様のために
お店で人気のお菓子テッフルを焼いてくれて、お茶と共に味わってから、
今年も、静かな雰囲気の中で過ごす1時間だった。
去年は1日目、水曜日の3課。そして今年は2日目の3課。
作曲者はNicolas Bernier、この数年、こだわりのように取り上げてる。
しかし今年の2曲目のルソンはちょっと事情が違う。

プログラム・ノートには書いたけど、
実はJean-Baptiste Gouffetジャン=バティスト・グフェというオルガニストの作品を
ベルニエが書き直して自作の曲集に組み入れたもの。
比較してみると、ベルニエが
いかに劇的なアイデアに満ちていた人か、というのが読み取れて
実に興味深いのだけど、それはまた、別の機会のお話に・・・
昨年なくなった、中学・高校時代の校長のお別れの会のため、
きょうは二十数年ぶりの音楽部のヴィオラ弾きとして出動。
そう、da gambaではなくて、腕で構えるほう。
しかも金属巻きの弦と現代の弓で、これはもう30数年ぶり。
弾いている5分ぐらい×2回の時間はもちこたえたけど、
さすがに弾き続けるのはもう無理だね。
最も変わったと思ったのは、耳。
チェロには同期と先輩のプロ奏者が参加したりしていて、
伝統のしっかりとした低音の上で音程を取るわけだが、
みんなは十二平均律での音程なのに対し、
気をつけないと自分一人で純正3度などになってしまうし、
普段の耳の習慣の違いを感じてしまったね。
きょうは二十数年ぶりの音楽部のヴィオラ弾きとして出動。
そう、da gambaではなくて、腕で構えるほう。
しかも金属巻きの弦と現代の弓で、これはもう30数年ぶり。
弾いている5分ぐらい×2回の時間はもちこたえたけど、
さすがに弾き続けるのはもう無理だね。
最も変わったと思ったのは、耳。
チェロには同期と先輩のプロ奏者が参加したりしていて、
伝統のしっかりとした低音の上で音程を取るわけだが、
みんなは十二平均律での音程なのに対し、
気をつけないと自分一人で純正3度などになってしまうし、
普段の耳の習慣の違いを感じてしまったね。
寒の声を聞く頃、寒さ厳しいなかでのフランス音楽アトリエの日。
今回は直前に病気で来られなくなる人が続出したけど、
会話の部分や、オーケストラ付きのrécitatifを中心に、
最後は器楽だけでrécitatifに相当する器楽曲で
あっという間の密度の濃い4時間だった。
今回は直前に病気で来られなくなる人が続出したけど、
会話の部分や、オーケストラ付きのrécitatifを中心に、
最後は器楽だけでrécitatifに相当する器楽曲で
あっという間の密度の濃い4時間だった。