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☆パリ帰りのミュージシャン、不慣れ?な日本での日常☆ 料理のこと、ワインのこと、旅のこと・・・ ♪もちろん、音楽のことも♪
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2016年が始動して一週間。
パリがこの数カ月のあいだ落ち着かないのを気にしてたら
今年も1月7日になにか起きてしまうし、
それに比べたら平和な(今のところ?!)日本。

相変わらず今年前半のライブやコンサートの下準備をしつつ
例年通り元旦に自転車を総点検したら、
去年リム打ちをしたタイヤのビードちょっと上に、
その時の影響らしい損傷を発見。
よく、これで数百キロも走ってたものだな。
というわけで新年早々、店も閉まってるので
Amazonで注文したら2日には到着。
効率的なのは嬉しいけど、ちょっと複雑な気分。

新しいのは、以前使ってたモデルの色違い(今回は赤)
160107_151724
前のに比べて、空気圧は同じぐらいなのに、
段差を乗り越えたり、ある程度のスピードでコーナーを回ったりするときに
タイヤの変形が気にならなくて、圧倒的に走るのが楽。
やっぱりタイヤは選ぶものだね。

個人的な新年の変化は、そういうわけで
自転車の走行距離がいきなり伸びてる、ってことらしい(^^)



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今年最後の仕事はフランス音楽のアトリエ。
といっても、自分で何かするわけではないんだけどね。
来年、2016年はアトリエを定期的に開いていくつもりだし、
この2015年前半の忙しさとは違った方向に進むかもしれないな。

さて、これから静かな年越しに向けて、ゆっくりペースダウン。

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11月下旬だというのに、20℃近くまで気温が上がった小春日和
明日から寒くなるというので、気温が下がって作業が辛くなる前に
ロードバイクのチェーンのクリーニングついでに
クロスバイクのチェーンを交換。
これまでクロスバイクに使っていたチェーンは
今はもうなくなったShimanoのUG規格のもの。
なんだか名残惜しかったけど、消耗品だからね。

というわけで、暖かい日を逃さなかった♪
今年は暖冬かもしれない、っていう見込みらしいし、
次の作業は来月の小春日和の日に・・・って、そんなにうまく当たるかな。

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今年もまた
恒例のボージョレ・ヌーヴォ・ライブ南青山マンダラ
いつにもまして大勢のお客さんと共に、賑やかに過ごす2時間は
季節外れの暖かさも忘れて、年末のウキウキ感に溢れてた。

今日のライブセット、こんな感じ。
この会場でやるようになって、カンタータも芝居要素が多くなったね。
HGS_20151119_pamphlet02 HGS_20151119_pamphlet03

それにしても、今年のボージョレ・ヌーヴォ、
普通の製法で作ったワインかと思わせる香りと味で
めったにない美味しさ♪

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毎年、せっかくの飲み会ライブなんだから、
曲目にも気をつかう(^^)
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今年はそもそもメインが
バッカスが登場するコミック・カンタータだから
それで良いようなものなんだけど、
もう少し何かできそうな気がして、
airs à boire乾杯ソングもリサーチして
けっこう出来の良い曲を選んでみたり。

第一部のセットは、いつも以上に音楽として充実した
airs de cour宮廷歌曲の名作集にしてみようかな。

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少し前から考えていた
フランス17・18世紀の音楽に特化したアトリエ、
まずは様子見を兼ねて開催してみよう、
ということで、本日0

5~6人も来れば良いほうだろう、と思ってて
ふたを開けてみれば10人を越える参加者。

まず最初に数曲、セッションしてみたけど
Lullyのオペラから抜き出した部分では
楽器群も5声のオーケストラが成立。
歌もすべての声部にわたってstagiers参加者がいて、
これが続くようだと、何かの作品を作ってみる
という研修もできそうなぐらい。

さて、次は何をやるか。
今度は人数を計算に入れて内容を考えないと。

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前々から、どうも日本では、すべてのジャンルにおいて、
フランスの音楽の姿が伝わっていないと思って
演奏するたびにフラストレーションがたまってた。

特に古楽ではワケも分からず一まとめにしたり
意味もなくカテゴリー分けしたり、
これでは知らないで聞く人にとってはゼンゼンわからない・・・

で、この際、フラストレーション発散解消のためにも、
仲間でアトリエを開くことになった。
HGS_atlier_france-baroque
今月下旬、第0回、まずはスタートの集まり。

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昼間にリハーサルのあと、
いつものレストランで仲間たちと集まって
賑やかに夕ご飯。
20150912TeF
今日のmenuはこんな↑ 写真はそのうち・・・(^^;

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先日、やっと日本でも公開されたGemma Bovery
邦題『ボヴァリー夫人とパン屋』を見る。

東京では銀座だけ・・・フランス映画って人気ないんだね。
とは言うものの、会場も3割がた埋まっていて、
まぁ、これでも、公開直後だし、いいほうなんだろうか。
せっかくの見応えのある作品なのに、ちょっと勿体ない。

Anne Fontaine監督作品の特徴だと思うんだけど、
ハリウッド映画にも負けないテンポの良さとカメラワーク。
Coco avant Chanelなんかだと、実に効果的なんだろうけど、
この作品では、題材から言って、ちょっとばかり
可笑しさと深さを削ぐほうに作用しちゃってないかな。

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François Ozonの去年の作品、Une nouvelle amie
日本でも先ごろから公開されているので、見に行った。

8 femmesなんかの軽快なタッチとは違って、
同じような緊張感が、社会性の高い、厚みのあるテーマと相まって
まるでドキュメンタリーを見るかのようなドラマを描き出す。
LGBTというカテゴリーを作ってしまうと、そこにも入り込めず、
作り出されてしまった社会的マイノリティー。
これって、忘れそうになるけど、
そもそもそういうカテゴリーを作ること自体が
社会の中にマイノリティーを生み出していくことも考えさせられるね。

この監督の作品、何を見ることになるか、
観客一人一人とか、その時々によって見るものが違ってくるのが面白い。

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