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☆パリ帰りのミュージシャン、不慣れ?な日本での日常☆ 料理のこと、ワインのこと、旅のこと・・・ ♪もちろん、音楽のことも♪
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近所でのフランス映画、« Une bonne course »(邦題『パリ タクシー』)のロードショーが
来週で終わってしまうと分かったので、慌てて見に行った。

お笑い芸人Danny Boonと賑やかなベテランのシャンソン歌手Line Renaudという
配役だけで、ちょっと可笑しな人間味のあるドラマを期待してしまう作品、
でも監督が『戦場のアリア』のChristian Carionっていうことで、
どうなってしまうんだろう?と思って見たかった映画。

全編を通して、台詞らしい台詞はこの二人しか出てこないんだけど、
そのやりとりと表情が素晴らしくて、
たかが90分ほどの映画なのに、タクシーに乗って見覚えのあるパリを巡り、
二人の会話と事件に笑わされて泣かされて、
気がつけば次の週になって、なんか癒されて帰ってきた感じ。

こういう映画が見たかったんだ。

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延期になっていた片っ端トリオの第1回ライブ。
今回はフルート2つと低音ではメジャーな
ハイドンのロンドン・トリオ、アーベルの作品16の2つの曲集を
まとめて全曲という、コンサートだと2回分な曲目。

ステージ時間2時間(前半、後半各1時間)の
体力任せな感じではあったけど、
リハーサルの段階から音楽的な充実感に満ちたセッションで
この組み合わせならではのライブ感に満ちた演奏になったと思う。

ちなみに弓は2種類使って、
持ち方もハイドンは主にオーバーハンド、
アーベルは主にアンダーハンドで、曲の求める表情に合わせてみた。



今日のライブセット:
Franz Joseph Haydn, Trio 1 (Hob. IV-1)
Carl Friedrich Abel, Trio 1 (WK 98)
Haydn, Trio 2 (Hob. IV-2)
Abel, Trio 2 (WK 99)
-休憩-
F. J. Haydn, Trio 3 (Hob. IV-3)
C. F. Abel, Trio 1 (WK 100)
F. J. Haydn, Trio 2 (Hob. IV-4)
C. F. Abel, Trio 2 (WK 101)

flutes: 西田紀子&新井道代 / viola da gamba 中山真一

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今月2本目は、一時帰国中のひぐまり樋口麻理子と
大泉学園はin Fでのライブ。
セットリストを作る上ではポップス多めな気がしてたけど、
演奏してみた感触もお客さんの印象もバロック音楽たっぷり。

前回は1年ちょっと前、コロナ禍での短縮自粛ライブだったから
この内容でフルサイズでのステージは今回が初めて。
アンコールで演奏したのも初めて(笑)

今日のライブセット:

[1st]
Tobias Hume "The spirit of Gambo"
Michel Lambert « Vos mépris chaque jour »
荒井由実『翳りゆく部屋』
松任谷由実『時をかける少女』
Marin Marais, « Dialogue » (V-91)
Frescobaldi, "Così mi disprezzate"
Marin Marais, Chaconne (II-64)

[2nd]
坂本龍一『テクノポリス』
高橋幸宏『ライディーン』
中島みゆき『歌姫』
Marin Marais, « Tombeau de Mr. de Saint Colombe »
山下達郎 (伊藤銀次:詩)"DownTown"
Henry Purcell, "Fairest Isle" from King Arthur
bis: "Down Town"

ひぐまり(樋口麻理子):歌
阿部まりこ&中山真一:ヴィオラ・ダ・ガンバ

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昨年の11月以来すぐの登場の岩原綾子ちゃんと
今回はElisabeth Jacquet De La Guerreの名作、
カンタータ«le passage de la mer rouge»『紅海横断』を。
言わずと知れた、モーゼ率いるイスラエルの民がエジプトを出て
紅海に差し掛かった時に、モーゼが神に願って海を分けて
イスラエルの民が通り、エジプトの大軍が飲み込まれた話。

このカンタータをお客さんの前でやったのは、実は初めて。
他にもトリオのためのソナタを楽譜の修正をして演奏したのも、
チェンバロに久々の及川れいね登場!というチャンスがあったからできたこと。
クラヴサン曲集からの3曲もさすがに聞き映えがあった。

今回のセットリストは:

(すべてElisabeth Jacquet De La Guerre作曲)
-Sonate en trio (EJG.08)
-cantate «le passage de la mer rouge»
-Suite en ré mineur de pièces de clavecin (EJG.05)
    Sarabande, Gigue-double, chaconne
-air du Sommeil de la cantate «le sommeil d'Ulisse»

Ayako Iwahara 岩原綾子 / dessus
Mariko Abe et Marie Torïu 阿部まりこ 鳥生真理絵 / violons
Shin Nakayama 中山真一 / basse de viole
Reïne Oikawa 及川れいね / clavecin

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2月中から花粉症の気配は出ていたので
薬を処方してもらって飲んではいたのだけど、
2月終わり、28日ぐらいからの花粉の量が今年はすごい!

少しぐらい、と外で1時間ぐらいも過ごしてみると、
帰宅して数時間後には薬が効いていても苦しいぐらい。
何回か気温も下がってきたぐらいのタイミングで
軽く近所を自転車で走ってみたけど、今年は無理だね。

というわけで、とうとう室内サイクリング用に
サイクルトレーナーを発注してしまった。
届くまでは今まで通り腕立て伏せ・腹筋・背筋をループする日中。

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今年のバレンタイン・デーは、大泉学園in F
当初予定していたフルートとの古典派音楽ライブが
健康上の理由によって延期になり、前日になって
ヴィオラ・ダ・ガンバでソロライブに変更。

何の曲をやるか、直前まで探りながらのライブだったけど
マスターに選曲を手伝ってもらったり
お客さんにリクエストをもらったりで、こんなライブセットに!

[前半] ヴィオラ・ダ・ガンバsolo
Marin Marais / Prelude (I-1)
Marin Marais / Fantaisie (I-5)
Jean de Sainte Colombe
 / Prelude (Manuscrit de Tournus M.3, no.27, 11verso)
Marin Marais / Sarabande (I-12)
Jean Lacquemant, dit sieur Du Buisson
  / Suite de Prelude, Allemande, Courante, Sarabande et Variation
   (Manuscrit de Cracovie, 28verso-30verso)
Jean Lacquemant, dit sieur Du Buisson
  / Prelude (Manuscrit de Cracovie, 60verso)

[後半] 中山真一combo featuring 佐藤浩秋(bass)
Charlie Haiden / First song for Ruth (vdg. and b.)
Johnny Mandel
 / The shadow of your smile「いそしぎ」愛のテーマ (+峰岸慶典 lute)
Joseph Kosma, (verse:Jacques Prévert)
  / Les feuilles mortes 枯葉 (+峰岸慶典 lute, 阿部まりこ dr.)
Milt Jackson / Bag's groove (+峰岸慶典 lute, 阿部まりこ dr.)

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パンを焼いた後で、夕方は近所の古楽愛好家のお宅の集まり、
そして大泉学園in Fでのセッションにハシゴ。

ジャズのセッションは久しぶりだったけど、
今日は参加者も管楽器やピアノ中心にいっぱいで
自分の選曲でOn the sunny side of the streetとMack the knife(Moritat)
他の人に混ぜてもらってOut of nowhereとか、あともう一曲(忘れた!)
ずいぶんたくさん弾かせてもらったような気がする。

さて、次はバレンタインデーライブ!i

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2023年の年明けライブは、
P. Quinault / J. B. Lullyの« Roland »からローラン狂乱の場面と
Nicolas Clérambaultのカンタータ« La mort d'Hercule ヘラクレスの死»がメインという
なんとも悲劇がかった曲が並ぶプログラム。

カンタータのほう、実際にはアムールの仕業はひどい、という
air de courにありがちな「いつものテーマ」な曲だけどね。

クープランのピエモンテ人のロンドも華やかな
ちょっと豪華な年明けステージだった。

今晩のセットリスト:
François Couperin, « Les Nations »~« la Piémontoise »
 Sonade

Nicolas Clérambault, cantate « La mort d'Hercule »

François Couperin, « Les Nations »~« la Piémontoise »
 Sarabande, Rondeau, Gigue

Jean Baptiste Lully / Philippe Quinault, tragédie mise en musique « Roland »
 Acte 4e scène 6, monologue de Roland

加藤宏隆 Hirotaka Kato, basse
阿部まりこ Mariko Abe et 池田梨枝子 Riëko Ikeda, violons
中山真一 Shin Nakayama, basse de viole
中村恵美 Emi Nakamura, clavecin

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今年のボージョレ・ヌーヴォ解禁日、
恒例の南青山マンダラでのライブは、画期的なことに
純粋なる悲劇作品

そう、Philippe Quinault作曲、Jean Baptiste Lullyの
« Atys » 抜粋。
直前になって小倉麻矢ちゃんの病欠になることが判明して
急遽、岩原綾子さんにSangarideの代役で登場してもらった公演、
すこし抜粋ヶ所を工夫して、一通りのレベルを保てたか、と。

今回の抜粋のライブセットは以下の通り

前半

プロローグ Ouverture
第1幕第1場~第2場冒頭 Atysのエール « Allons accourez tous »
第1幕第4場 Sangarideのエール « Atys est trop heureux »
第1幕第7場 Entrée de Phrygiens, 2e entrée de Phrygiens フリギア人の第1・第2アントレ
第1幕第8場 Cybèreのための前奏曲, Cybèreのエール « Vous devez vous animer »,
                   2e entrée de Phrygiens
第3幕第1場 Atysのエール « Que servent les faveurs que nous fait la fortune »
第3幕第3場 Atysのrécit « Nous pouvons nous flatter de l'espoir le plus doux »
第3幕第4場 前奏曲とエール « Dormons tous »
                   Entrée des songes agréables 心地よい夢たちのアントレ
第3幕第6場 CybèreとAtysのrécit « Qu'Atys dans ses respects »
第3幕第8場 前奏曲とCybèreのエール « Espoir si cher et si doux »,
                    Entrée des Nations諸国民のアントレ

後半

第4幕第4場 Ritournelle、SangarideとAtysのrécit « Qu'il sait peu son malheur »
第4幕第5場 Sangar川の前奏曲
第5幕第1場 Ritournelle
第5幕第2場 Cybère, SangarideとAtysのrécit « Venez vous livrer au supplice »
第5幕第3場 Alectonのための前奏曲
第5幕第4場 CybèreとAtysのrécit « Que je viens d'immoler une grande victime »
第5幕第6場 Ritournelle, Cybèreのrécit « Venez furieux Corybantes »
                    Cybèreのエールと合唱 « Atys, l'aimable Atys »
                    1er et 2e entrées de Corybantes コリュバスたちの第1・第2アントレ
                    合唱 « Que le malheur d'Atys afflige tout le monde »

田尻健 Takeshi Tajiri, Atys
中川詩歩 Shiho Nakagawa, Cybère
岩原綾子 Ayako Iwahara, Sangaride

阿部まりこ 池田梨枝子 Mariko Abë et Riëko Ikeda, violons
中山真一 Shin Nakayama, basse de violon
上羽剛史 Tsuyoshi Uwaha, clavecin


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数年ぶりとの坂本龍右くんとの音出しは
おなじみin Fでのライブ。
事前のリハーサルとかは何もなく、
今日の午後に店に集まって、それから打ち合わせ。
まぁ最低限、持ってくる楽譜ぐらいは予告してあったんだけどね。

平日の夜、集まってくれたお客さんと
和やかに賑やかに、喋って音楽しての一晩。
古い時代の曲は、一発勝負だった分、
かなり真剣勝負の良いライブ演奏だったような気がする。

そんなきょうのライブセットは:

【前半】
Marin Marais / suite de préludes (I-1, 2, 3, 4)
Marin Marais / chaconne (I-47)
Giovanni Girolamo Kapsberger / Solo arpeggiata
Giovanni Girolamo Kapsberger~坂本龍右 / Bergamasca
Alessandro Piccinini / Corente 2 (坂本龍右ソロ)
Alessandro Piccinini / Ciaconna

【後半】
Jean Lacquemant, dit sieur Du Buisson
  / Prelude (Manuscrit de Cracovie, 61verso-62recto)(中山真一ソロ)
Robert de Visée / Prélude(坂本龍右ソロ)
Robert de Visée / La Mascarades
Robert de Visée / chaconne
大滝詠一 / ペパーミントブルー
大滝詠一 / 幸せな結末
Theronius Monk / ’round midnight

ソロの表記以外、通奏低音付きなど2人(以上)で。

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