きょうは参加者それぞれが持ってきた曲を様々な方向から検討してみて
特有のフランス音楽らしさとか曲の特徴をどう作るか、という午後。
来月は体操のアトリエ!!
その前に明日は派手派手カンタータ・ライブ!
今年も南青山マンダラで恒例のボージョレ・ヌーヴォ解禁日ライブ。
いつもはミニ・オペラのような大きな作品が一つあるけど
今回はいろいろな趣向の小品がたくさん並んで
締めくくりには会場全体で歌う♪宴会ソング♪
年々お客さんの数も増えて、賑やかな会場で
みんなで楽しく今年のボージョレー・ヌーヴォを楽しんだ夕べだった。
ライブセットは↓
フランス宮廷音楽シリーズ、7月から始まったけど
今回が第1回のライブ。
オペラっぽいカンタータというつもりで選んだ
ミシェル・ド・モンテクレールの『ピラムとティスベ』
オペラっぽいどころか、マンダラの照明の見事なライトワークもあって、
限りなくオペラに近い上演になった。
今回のセットリスト:
Michel Pignolet de Montéclair, ouverture (3e concert)
Michel Pignolet de Montéclair, concert sous la tante de général (5e concert)
Michel Pignolet de Montéclair, cantate « Pyrame et Thysbé »
Elisabeth Jaquet, air (1er sonate pour le violon)
Jean Baptiste Douart de Bousset, Trio à boire «Sur Cupidon Baccus a remporté la vioctoire»
さあ次は11月第3木曜日、そう、ボージョレ・ヌーヴォ解禁日。
そしてこの日は恒例の南青山マンダラ・ボォジョレ・ヌゥヴォ・ライブの日。
実は大晦日もリハーサル、元旦一日は休みだったけど
1月2日からリハーサルをしてたわけで、お正月感まったく無し!!
そして今日は全体リハーサル。
もう2週間を切った
このライブに向けて、2017年最初の全員での集まりは
TeFのGalette des roisで締めくくり♪(写真は由紀ちゃんが選んでくれたfève)
日本でもフランスでもコンクールで優勝している美味しいガレット!今年も南青山マンダラに大勢のお客さんと集まって
賑やかなプログラムで過ごす一晩。
メインのAndré Campraアンドレ・カンプラ作曲
L'Euope Galante優雅なヨーロッパよりItalieイタリアの他も
実はair sérieux真面目な歌が多かった今回、
かなり音楽的に充実した内容ではあったんじゃないかな。
ライブセットはこんな感じ:
来年もまた、南青山で会いましょう!!
今晩の舞台はルイ14世晩年のフランスは赤坂。
ソプラノの坂本さんは
今回はじめて一緒の演奏。
さすがだね、と思わせる、圧倒的な表現力だったね。
このシリーズで初の、ボリュームのあるカンタータ2曲というのも
坂本さんならではの構成。
この時代の音楽にしては珍しく、フルートが大活躍だった。
今日のライブセット:
(Marin Maraisの曲は全て1692年のtrioの曲集より)
Marin Marais, Prélude C-ut majeur
Thomas Louis Bourgeois, cantate Les Sirènes
Marin Marais, plainte / petite passacaille
--- entr'acte ---
Michel de la Barre, Chaconne pour la flûte traversière
Louis Nicolas Clérambault, cantate L'ils de Délos
Louis de Caix d'Herverois, Rossignol
Marin Marais, Rigaudon
Chiaki Sakamoto 坂本知亜紀(dessus ソプラノ)
Tomoko Nakama 仲間知子(flûte allemande フルート)
Mariko Abe-Nakayama 阿部まりこ(violon ヴァイオリン)
Masakuni Sato 佐藤理州(clavecin クラヴサン)
Shin Nakayama 中山真一(basse de viole バス・ド・ヴィオール)
i昨日の夏至、世界中のあちこちでは
Fête de la musiqueで一晩中盛り上がってたことだろうけど、
ここ東京では、今夜が南青山の一番熱い晩?!
今年の南青山マンダラでの夏のライブは、
2年ほど前に取り上げたNicolas Bernierの大作
Apollon, La Nuit et Comusアポロン、夜の女神とコミュス
(Les nuits de Sceaux, première cantate)
南青山マンダラの雰囲気やステージの特性にピッタリの作品で、
満員のお客さんに囲まれて、賑やかなライブになった。
こういう風に、レパートリーの作品を繰り返し取り上げられるのも楽しい経験。








