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☆パリ帰りのミュージシャン、不慣れ?な日本での日常☆ 料理のこと、ワインのこと、旅のこと・・・ ♪もちろん、音楽のことも♪
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久しぶりに小っちゃいほうのViola bastardaを持って出かけて、
歌のアンサンブルと譜読みセッション。

Jaques Arcadelt、Claudio Monteverdi、Domenico Mazzocchi
などの曲に、ほぼ初見でbastardaパートを入れてみたけど、
さすがにMazzocchiの時代の曲になると、
入れるポジションが無くて、初見じゃ無理っぽい。
綿密に作曲しなきゃね。

楽しかった!また誘ってください>みなさま

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電車の中で、商社の企画・営業の人たちが話してるのを
それとなく聞きながら、思ったこと・・・

日本の古楽の世界には差別化が足りないのかも。

彼らの話の中で、あるフィールドがビジネスとして成立しているか、
っていうことが話題になってたんだけど、

それで思い出したのが、プロフェッショナルなカテゴリーの成立って話。
つまり、たとえばあるスポーツについて、
実践する人がいくら多くても、ビジネスとしてスポーツをする人が
その中から別の集団を形成しない限り、
経済的な意味でのプロフェッショナルとなりえないということ。

そのためには、「見せる」側=供給と「観客」=需要が
はっきりと分かれていないと、需要と供給が、コミュニティー内部での循環に終わって、
外部社会に需要を生み出す経済活動にならない、という考え方だけど、
そういった意味では、
職業演奏家と趣味の演奏者の間に垣根がない日本の「古楽」の世界では、
演奏者と聴衆の間で、お金のフローが行ったりきたりするだけで、
一つのコミュニティーの中から外に経済効果を生み出しにくいから、
結果として活動規模は大きくなりえない、ってことになるんだろうな・・・と。

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うちにTomoちゃんが遊びに来てくれて、
3人で、Nicolas Clérambaultクレランボーの器楽曲を譜読み。

なんというか、変わっている、というか、素直じゃない音楽(^_^;)
そこでこうくるか!とか、
わざわざそっちに持ってくワケ?とか、
まぁ、はぐらかされたり騙されたり・・・
ある意味でカンタータよりも、歌うことを考えてない分、聞いてビックリかもね。

留学したばかりの頃は、
こういう曲を、初見でいきなり音にするのって難しかったな。

Marin MaraisのLa gammeの楽譜がすぐに出てこなかったので
方針変更にしたんだけどね、それはそれで収穫たくさん♪

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2012年、予定上の最後の仕事は
今日の午後と夜、アンサンブル室町のコンサート。

新作初演はずいぶん久しぶり。
1曲だけ出演だったけど、楽しい昼・夜の2公演を終えて、
あとは、年の暮れまで、譜読みセッションが続く冬の日々♪

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年に2回ほど手伝っている合唱団のバッハ・カンタータシリーズ、
昨日の午後、今回の最初のあわせ。

で、直前まで、今回のこの曲が、
ウルトラ有名曲だという認識がなかった自分。

↑13分30秒過ぎからは特に、誰でも知ってるんだよね?
確かに、高校生の頃に演奏会でやった覚えもあるし・・・


これは、古楽的には一般常識の欠如??

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昨日は、お昼に、
今年ずっと一緒にやってきたダンサーのなっちゃんの幼馴染の
結婚披露宴に、なっちゃんの伴奏で乱入?!
湾岸は台場地区だったんだけど、
このあたりに行ったのは、今月のこの仕事が約20年ぶり
今でも海浜公園は変わってないみたいだね。

で、その直後に一日数本しかない品川行きのバスに乗れて、
金沢文庫に移動してリハーサル。
今日が、あさばアートスクエアでの、
アーリーダンスグループ『カプリオル』公演

帰ってくると、Tigger君が不満そうな顔で待っていてくれた

(^_^;)

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そもそも、古楽というムーブメントを、
音楽を当時のままの姿で復活させて
楽譜が書かれたありのままに演奏する、
と考えることが多いようで、
そうすると、自分の立ち位置が古楽に向いてないなぁ、
ってつくづく思う・・・(^^ゞ

  とにかく、当時の聴衆と社会状況を復活させる、ってのが
  現代の科学では不可能なわけであって、
  そしたら、当時のまま演奏しても面白くないんじゃ?

  まぁ、面白いかどうかよりは、
  きちんと再現できてるかどうか、ということが大切なのかもしれないけど、
  そしたらコンサートが試験か学会発表か、でなけりゃ品評会になっちゃうよね。
  それってエンターテイメント的に楽しめるものかねぇ・・・(-ω- ?)

とか考えちゃうわけだ。

そんなこと言ってるわりには楽譜の読み方とか、作曲の技法分析にこだわる、
って意見もあるだろうけど、
これは、ソコにはこだわったほうが、お客さんにとっての面白さを前面に立てられる、
って思ってるからで・・・うーむ・・・(ーー゛)

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久しぶりに、以前からずっと、
ライブ会場としてお世話になっているカフェに遊びに行ってきた。
去年の東日本大震災以降、ちょっと途切れていた宮廷音楽ライブ、
そろそろ復活の計画なんか立ててね。

この秋は、来月、金沢文庫あたりで、ヴィオール弾いたり踊ったり、のあと、
11月は、隔年で開催するつもりBeaujolais nouveauつきコンサート
20121117chirashi.jpg










来年は、3ヶ月に1回ぐらいは宮廷音楽シリーズできるかな。

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どうやら今日、明日ぐらいが猛暑のピークらしい。
こう、毎日35℃みたいな気温じゃやってられないからすなおに嬉しい (>_<)

その、この夏最後の猛暑の下、
知り合いのフルート(ルネサンス・バロック)の発表会のためのリハーサルに行ってきて、
例のごとく好き勝手な通奏低音を弾いてきたんだけどさ・・・

現実のところ、17世紀とか18世紀の初めぐらいのヴェルサイユで、
バス・ド・ヴィオールは、どの程度楽譜通り弾いてたんだろうね。
少なくとも、Marin MaraisとかAntoine Forquerayのヴィオールの曲なんかで
第二ヴィオールは、通奏低音のメロディーラインをそのまま弾いてたわけではなさそうだけど、
同じような人たちが他の曲も弾いてたわけだしなぁ。

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うちに通い始めたヴィオール弾きと
セッションをはさんでオヤツと夕ご飯つきの
Marin Marais弾きっぱなしセッション。
ちょっとだけ弾こうと言って始めて、
最終的には15曲ぐらい弾いたのかな。

何回ぐらいやると、全曲の譜読みになるんだろ?

(^_^;)

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