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☆パリ帰りのミュージシャン、不慣れ?な日本での日常☆ 料理のこと、ワインのこと、旅のこと・・・ ♪もちろん、音楽のことも♪
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今まで南青山マンダラではやったことのなかった
古典派オンリーのライブセットでの一晩。

しかもフルート、ヴィオラ、そしてヴィオラ・ダ・ガンバという
めったに耳にしない編成でやってみた感だったけど、
蓋を開けてみれば案外あたりまえな響きだった。

ついでながら、Hammerのソナタは
しばらく前はAndreas Lidlの曲と言われていたもの。

今日のライブセットはこんな感じ:
(François Devienneの曲は、トリオ曲集 IFD24 / RISM A/I: D1984 より)
【1st】
François Devienne, Trio no.5
Franz Xaver Hammer, Sonata (IXH 4 / D-SWl: Mus.2285/4)
【2nd】 François Devienne, Trio no.3
Carl Friedrich Abel, Allegro (AbelWV A1:A5) - (AbelWV A1:A6) - Vivace  (AbelWV A1:A9)
François Devienne, Trio no.6
【3rd】
Tommaso Giordani, Trio Op.1 nr.6 (ed. Hummel 1775) / Op.12 nr.2 (ed. Longman 1778)
François Devienne, Trio no.2
新井道代 Michiyo Arai, flute
阿部まりこ Mariko Abe, viola / viola da gamba
中山真一 Shin Nakayama, viola da gamba

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大泉学園in Fでの片っ端トリオライブその2は
フランソワ・ドゥヴィエンヌFrançois Devienneの作品19(bis)全6曲。
前回のマラソンライブの反省から曲集を一つに絞って、
他の曲も少し取り上げるのも自粛した軽めのライブ



だったはずだけど、


蓋を開けてみれば超重量級の2時間ライブ。
休憩を2回入れて3ステージにして、
しかも最初のステージの2曲の後、第2ステージ以降の4曲は
急遽第1楽章の後半の繰り返しを省略という変更をして
やっと演奏しきったら、3人とも体力を使い切って動けなくなった(笑)


そんな今日のライブセットは
François Devienne, Six Trios Pour Deux Flutes et Basse ... opera 19
~全曲 complete~

新井道代・西田紀子 Michiyo Arai & Noriko Nishida, flutes
中山真一 Shin Nakayama, viola da gamba

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梅雨も明けたらしくでも多分ずっと前に開けてたことで確定されるんだろうな
激暑の日曜日になった今日の昼ライブ、
開始時間が遅めで助かったかもね。

思ったよりもクラシック音楽感たっぷりで
バロック色よりもクラシック色のライブだったかもしれない。

今日のセットリストは:

[1st]
Le repos, l’ombre, le silence (Michel Lambert)
Merry Christmas Mr. Lawrence (坂本龍一)
ひこうき雲 (荒井由実)
Rondo Scherzando
 von Sonata A-dur (Xaver Hammer)
Summertime,
 from "Porgy and Bess" (George Gershwin, lyric of Ira Gershwin and DuBose Heyward)
Le doux silence de nos bois (Honoré d'Ambruis)

[2nd]
Le temps de cerises (Antoine Renard, parole de Jean Baptiste Clément)
Plainte (Marin Marais, III-86)
マリーゴールド (あいみょん)
カナリア諸島にて (大滝詠一、作詞:松本隆)
An evening hymn (Henry Purcell, Z.193, lyric of William Fuller)

[bis]
Rydeen (高橋幸宏)
翳りゆく部屋, (荒井由実) feat. 佐藤浩秋 on bass

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今年の南青山マンダラ宮廷音楽ライブシリーズ『夏の宮廷
1部・2部ともにかなり(日本では)珍しいかもしれない曲が多く
いつもにもまして聞き応えあったのではないか、という印象。

今晩のライブセットは、
【1部】
Andrea Gabrielli, canzon francese detta «Frais et gaillard»
Orlando di Lasso, «Susanne ung jour»
Francesco Rognoni/Orlando di Lasso, «Susanne ung jour»
Claudio Merulo, «Susanne un jour»
Antoine Francisc, Prélude
Antoine Boësset, «Se vedessi le piague»
Antoine Boësset, «Non speri pietà»
Antoine Boësset, «Anemone fastosa»

森紀吏子 Kiriko Mori, canto e liuto 歌とリュート
上羽剛史 Tsuyoshi Uwaha, clavicembalo チェンバロ
中山真一 Shin Nakayama, basso di viola ヴィオラ・ダ・ガンバ

【2部】
Jean Marie Leclair  «l'aisné», Première Recréation de musique
  ouverture, 1er et 2e menuet, gavotte, 1er et 2e passepied
Louis Nicolas Clérambault, cantate «le jaloux» (1er livre de cantates françoises)
Jean Marie Leclair  «l'aisné», Première Recréation de musique
  chaconne
Jean Philippe Rameau, «Platée»,
  air de Platée «Que ce séjour est agréable»

田尻健 Takeshi Tajiri, chant 歌
阿部まりこ 杉田せつ子 Mariko Abe et Setsuko Sughita, violons ヴァイオリン
中村恵美 Emi Nakamura, clavecin クラヴサン
中山真一 Shin Nakayama, basse de viole バス・ド・ヴィオール

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日本に帰国して13回目の夏にして初めて
東京でのFëte de la musiqueに演奏で参加。
夏至の日は6月21日で、フランスや世界各地ではこの日だったはずだけど
日本では平日だったこともあって週末にdécarréらしい。

スイスやフランスにいた頃は前後の仕事などで
参加するときは聞きに行くことが多かったので、
そもそも演奏側で参加することは20年ぶりぐらいじゃないかな。

今回は初顔合わせの小坂理江&西垣林太郎両氏と
イタリアの16世紀終わりから17世紀初めにかけての音楽を。
久しぶりに専門分野で、
久しぶりに『ライオンくん』をViola bastardaとして調弦して
久しぶりにVincenzo Bonizziの曲などを弾いてきた。

先週ぐらいの天気予報では雨が心配されてたけど
ふたを開けてみれば晴れて暑い夏の日。
人出も多くて会場の東京日仏学院Institut Français Tokyoはスゴイ賑わい。
僕たちの演奏場所だったespace imageも大勢の人が聴きに来て
とても良い雰囲気だった。

今日の曲目は:
Orazio Bassani, tocata (manoscritto da Francesco Maria Bassani)
Vincenzo Bonizzi, En vox ad ieu (Alcune Opere di diversi autori)
 [sur «En vous adieu» de Cipriano Rore] 
Alessandro Striggio, Invidioso Amor [ avec le concours de Rië Kosaka ]
Vincenzo Bonizzi, Invidioso Amor (Alcune Opere di diversi autori)
 [sur «Invidioso Amor», de A. Striggio]

小坂理江 Rië Kosaka, chant
西垣林太郎 Rintaro Nishigaki, luth
中山真一 Shin Nakayama, viola bastarda

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かなり好きなフランスのドキュメンタリー映画監督の作品が
この間から近所の映画館でもロードショーになっているので
今週は2本目の映画を見にレイトショーへ。

Être et avoir, Retour en Normandie(これは帰国直前だったのもあってまだ見てない)
Nicolas Philibert監督のドキュメンタリー映画«Sur l'Adamant»邦題『アダマン号に乗って』
映画館にいながら、気のおけない友達たちと楽しく過ごす約2時間のようだった。

この監督の映画は、ただのドキュメンタリーではなく
登場人物たちと、画面の中という場で一緒に過ごして
plein de vieという感触を実感できるところが好きで、
どの作品も楽しみに見に行く気になれる。

なんだか心が温まって帰ってくる土曜日の深夜だった。

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近所でのフランス映画、« Une bonne course »(邦題『パリ タクシー』)のロードショーが
来週で終わってしまうと分かったので、慌てて見に行った。

お笑い芸人Danny Boonと賑やかなベテランのシャンソン歌手Line Renaudという
配役だけで、ちょっと可笑しな人間味のあるドラマを期待してしまう作品、
でも監督が『戦場のアリア』のChristian Carionっていうことで、
どうなってしまうんだろう?と思って見たかった映画。

全編を通して、台詞らしい台詞はこの二人しか出てこないんだけど、
そのやりとりと表情が素晴らしくて、
たかが90分ほどの映画なのに、タクシーに乗って見覚えのあるパリを巡り、
二人の会話と事件に笑わされて泣かされて、
気がつけば次の週になって、なんか癒されて帰ってきた感じ。

こういう映画が見たかったんだ。

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延期になっていた片っ端トリオの第1回ライブ。
今回はフルート2つと低音ではメジャーな
ハイドンのロンドン・トリオ、アーベルの作品16の2つの曲集を
まとめて全曲という、コンサートだと2回分な曲目。

ステージ時間2時間(前半、後半各1時間)の
体力任せな感じではあったけど、
リハーサルの段階から音楽的な充実感に満ちたセッションで
この組み合わせならではのライブ感に満ちた演奏になったと思う。

ちなみに弓は2種類使って、
持ち方もハイドンは主にオーバーハンド、
アーベルは主にアンダーハンドで、曲の求める表情に合わせてみた。



今日のライブセット:
Franz Joseph Haydn, Trio 1 (Hob. IV-1)
Carl Friedrich Abel, Trio 1 (WK 98)
Haydn, Trio 2 (Hob. IV-2)
Abel, Trio 2 (WK 99)
-休憩-
F. J. Haydn, Trio 3 (Hob. IV-3)
C. F. Abel, Trio 1 (WK 100)
F. J. Haydn, Trio 2 (Hob. IV-4)
C. F. Abel, Trio 2 (WK 101)

flutes: 西田紀子&新井道代 / viola da gamba 中山真一

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今月2本目は、一時帰国中のひぐまり樋口麻理子と
大泉学園はin Fでのライブ。
セットリストを作る上ではポップス多めな気がしてたけど、
演奏してみた感触もお客さんの印象もバロック音楽たっぷり。

前回は1年ちょっと前、コロナ禍での短縮自粛ライブだったから
この内容でフルサイズでのステージは今回が初めて。
アンコールで演奏したのも初めて(笑)

今日のライブセット:

[1st]
Tobias Hume "The spirit of Gambo"
Michel Lambert « Vos mépris chaque jour »
荒井由実『翳りゆく部屋』
松任谷由実『時をかける少女』
Marin Marais, « Dialogue » (V-91)
Frescobaldi, "Così mi disprezzate"
Marin Marais, Chaconne (II-64)

[2nd]
坂本龍一『テクノポリス』
高橋幸宏『ライディーン』
中島みゆき『歌姫』
Marin Marais, « Tombeau de Mr. de Saint Colombe »
山下達郎 (伊藤銀次:詩)"DownTown"
Henry Purcell, "Fairest Isle" from King Arthur
bis: "Down Town"

ひぐまり(樋口麻理子):歌
阿部まりこ&中山真一:ヴィオラ・ダ・ガンバ

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昨年の11月以来すぐの登場の岩原綾子ちゃんと
今回はElisabeth Jacquet De La Guerreの名作、
カンタータ«le passage de la mer rouge»『紅海横断』を。
言わずと知れた、モーゼ率いるイスラエルの民がエジプトを出て
紅海に差し掛かった時に、モーゼが神に願って海を分けて
イスラエルの民が通り、エジプトの大軍が飲み込まれた話。

このカンタータをお客さんの前でやったのは、実は初めて。
他にもトリオのためのソナタを楽譜の修正をして演奏したのも、
チェンバロに久々の及川れいね登場!というチャンスがあったからできたこと。
クラヴサン曲集からの3曲もさすがに聞き映えがあった。

今回のセットリストは:

(すべてElisabeth Jacquet De La Guerre作曲)
-Sonate en trio (EJG.08)
-cantate «le passage de la mer rouge»
-Suite en ré mineur de pièces de clavecin (EJG.05)
    Sarabande, Gigue-double, chaconne
-air du Sommeil de la cantate «le sommeil d'Ulisse»

Ayako Iwahara 岩原綾子 / dessus
Mariko Abe et Marie Torïu 阿部まりこ 鳥生真理絵 / violons
Shin Nakayama 中山真一 / basse de viole
Reïne Oikawa 及川れいね / clavecin

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