大泉学園インエフで初めて古楽だけライブ。
久しぶりにpardessus de violeパルドゥシュのレパートリーを、
今回はフルートとデュオの作品を集めての一晩。
先週初めぐらいまでは久々すぎて楽器が鳴らなくて苦労したけど
何回か合わせのセッションをしているうちに
音も馴染んできて、やっと音楽っぽいことができるようになって
今日のライブをすることができた。
やっぱり、パルドゥシュも普段から弾くようにしないとダメだね。
今宵のライブセット:
-Carlo Tessarini, Pantomime 2 a due violini o sia pardesus de viola
-Charles Dollé, Sonata 1 pour deux pardessus de violes sans la basse
~ Largo, Allegro ma non tropo
-Clair Nicolas Roget, Sonata III pour deux pardessus de viole (oeuvre 1er)
<休憩>
-Clair Nicolas Roget, Sonata I pour deux pardessus de viole (oeuvre 1er)
-Charles Dollé, Sonata 1 pour deux pardessus de violes sans la basse
~ Menuetto amoroso, Allegro ma non tropo
-Carlo Tessarini, Pantomime 1 a due violini o sia pardesus de viola
仲間知子 Tomoko Nakama, flûte traversièreトラヴェルソ
中山真一 Shin Nakayaam, pardessus de viole à 5 cordes 5弦のパルドゥシュ
どれをとっても1750年以降のレパートリー。
もうバロック音楽じゃないかも。
次は、月末のコンサートまで、ちょっとお休み♪
夕刻からは雪が降る寒い晩だったけど、
後半のカンタータ『もう何も!』での坂本知亜紀さんの芝居も楽しく、
大勢のお客さんの笑い声につつまれた温かいライブだった。
今晩のライブセットは
François Couperin, 2e concert royal ~ prélude / allemande
Louis Nicolas Clérambault, cantate « le soleil »
------entr'acte------
François Couperin, 9e concert «Ritoratto dell'amore » ~ le charme
François Couperin, 11e concert ~ courante
Nicolas Racot de Granval, cantate comique « Rien de tout»
そして今日は今年のルソン・ド・テネブルのコンサートのチケット発売日
きょうは参加者それぞれが持ってきた曲を様々な方向から検討してみて
特有のフランス音楽らしさとか曲の特徴をどう作るか、という午後。
来月は体操のアトリエ!!
その前に明日は派手派手カンタータ・ライブ!
今年はMarin Marais Special Sessionでのライブスケジュールスタート
南青山マンダラで恒例のフランス宮廷音楽シリーズ、
今回は前半の担当で、ちょっとお笑い(?)を混ぜたライブセット。
17世紀終わりの賑やかな宴席を思い起こさせるように演出してみたつもり。
松が取れたばかりというのに、大勢かけつけてくださったお客さんも
楽しんでいただけたようで良かった。
今日のライブセットは:
1) Marin Marais, prélude (II-65)
2) François Couperin, « la séduisante » (9e ordre) à 2 basses de violes
3) M. Boulley, air à boire « les mets du haut goût » (RASB octobre 1717)
4) Marin Marais, « la pointilleuse » (V-86)
5) « la crème brulée » sur l'air de Atys « Quand le péril est agréable » de Lully
(Féstin joyeux, ou la cuisine en musique...)
6) Marin Marais, « le jeu du vollant » (V-87)
7) François Couperin, « la pastorelle » (1er ordre / RASB août 1711)
8) François Couperin, « les barricades mystérieuses » en concert (clavecin et 2 violes)
9) Marin Marais, « le badinage » (IV-87) pour clavecin
10) chaconne « Qu'on pense tendrement » (RASB 1695) ~Marin Marais, 2e moité de la chaconne II-124
今回の賑やかなライブセットに向けて、
音楽的なリハーサルもだけど、
どうしたら笑えるかが重要なチェックポイントになったりする。
とはいえ、決してコミックバンドなわけではないつもり!
フランソワ・クープランの生誕350年を迎える今年にふさわしい
楽しいバロック音楽ライブになりそう♪
今年も南青山マンダラで恒例のボージョレ・ヌーヴォ解禁日ライブ。
いつもはミニ・オペラのような大きな作品が一つあるけど
今回はいろいろな趣向の小品がたくさん並んで
締めくくりには会場全体で歌う♪宴会ソング♪
年々お客さんの数も増えて、賑やかな会場で
みんなで楽しく今年のボージョレー・ヌーヴォを楽しんだ夕べだった。
ライブセットは↓
赤坂はカーサクラシカでのデュオ・ライブ。
完全にフリーなインプロヴィゼーションでの1stステージは
最初のデュオの後はニルスの文字通り一人舞台!
2ndステージでは、主にスタンダード・ナンバーをネタに
徹底的にやりたい放題で崩していく方向での即興。
Confirmationをテーマをコードもベースもリズムもなしの裸でやって
アドリブを全くのフリーにしてみたら、不思議と構造だけがしっかり残ったり、
Feuilles mortes枯葉も、かえってシャンソンっぽくなってニルスは歌っちゃうし。
自由に(free)やるのは、案外余分なものを取り去るっていう効果があったのかも。
きょうは埼玉は蓮田に引っ越し。
仲間知子ちゃん地元の文化祭での演奏。
以前も行ったことがあって2回目だったけど、
相変わらず集中力の高い聴衆で、演奏し甲斐があった。
お昼前の出番だったので、終了後は
近所の美味しい食事処で豪華海鮮丼のランチ♪
今日のプログラム
Michel Lambert, Goûtons d'un repos
sieur de Machy, Prélude
Jacques Martin Hotteterre, prélude en C-ut majeur
Michel de la Barre, suite en C-ut majeur pour la flûte traversière~allemande, sarabande
Michel de la Barre, chaconne en G-sol pour la flûte
fl. 仲間知子
viole 中山真一